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生産者ヴァイングートフリッツ・ヴィンディッシュ産地:ドイツラインヘッセンボーデンハイムクロイツベルク等級:QmPトロッケンベーレンアウスレーゼ(貴腐ワイン)種類:白・極甘口・フルボディ(重口)品種:オルテガ容量:375ml2004年よりヴィンテージ・チェンジです。金賞受賞の貴腐ワインです。上質ワインQmPランクの最上位ランクに位置するトロッケン・ベーレン・アウスレーゼのご提案です。貴腐ワインとは.貴腐菌によって白葡萄の皮にミクロの穴が開き、そこから少しずつ水分が蒸発していきます。そして干しぶどうのような状態になったもので造られたデザートワインのことです。もちろん液体量もとれず、貴腐もすべての葡萄につく訳ではないので、非常に生産量が限られています。貴腐菌が発生するか、またうまくつくかというのは、自然のみぞ知るところがあります。現に河に近い、特定の湿度と温度があるところでしか貴腐ワインは出来ません。またヴィンテージによって出来ない年、出来の悪い年もあります。フリッツ・ヴィンディッシュは200余年に渡る伝統ある造り手。毎年各地で行われている品評会でも高い評価を受けています。ヴィンディッシュは、毎年、畑を変えて貴腐ワインを造っています。(一番、出来の良かった畑のワインをリリースします)2004年に比べても、この2005年ヴィンテージの残糖分の多さ.とても優れています何と残糖分は199.7g/Lという、もうちょっとで200超えなのです!!!オルテガという品種はマイナーではあります。もともとはエクスレ・ブースターという葡萄の糖度を上げる補助品種として重宝されていました。しかし上質ランクのオルテガは、長期熟成に耐え、非常に強い香りと共に定評があります。今回、セレクト初の単品貴腐ワインとなりますが(セットや酒精強化ワインは過去ありましたが)これはオススメですっ。値段もドイツ貴腐のジャンルを比べても、かなり上質です。貴腐ワインは本当に品質にムラがありますので.まず最初は自信があるものでと決めていました。明るい色調、透明感に優れる深いゴールドカラー。蜂蜜、熟れた蜜を含んだリンゴ、アプリコット、桜桃、キンモクセイ、キンモクセイなど、の芳香な香り。とてもトロトロっとした入り、甘さが本当にしっかりとあります。ビターな印象もありますが、2004年に比べて穏やかです。酸度はオルテガらしく、強い酸ではありませんがドイツらしいキビキビした酸が甘さをまとめます。全体に芳香で、長いアフターテイストがあります。(2007年5月試飲)よく冷やして、出来れば小ぶりのグラスでお召し上がり下さい。温度を上げすぎると、酸がぼやけ、甘さを強く感じます。デザートやフルーツと合わせても、食後酒として単一でお使いいただいても、オススメです。開けてからもコルクをして、立てて冷蔵庫で保存していただければ、一週間はキープします。アルコールは10%です。甘口が苦手なかたは避けて下さい!本当に濃厚な甘口ですから.貴腐って良いナァ.アイスワインとはまた違い、複雑なニュアンスが魅力的ですっ。ぜひご検討下さい。※こちらの商品は細長い特殊な形状のため、カナダのアイスワインカートン箱に入れさせていただき配送させていただく場合があります。段ボール等を使わず、できるだけ簡略化してのご配送にご協力ください。こちらの造り手のアイスワインもございます。こちらの造り手のベーレンアウスレーゼもございます。ドイツの貴腐ワインは金賞受賞の実力!その強い甘みと、綺麗な芳香にソムリエも惚れました。

(金賞受賞) ボーデンハイマー クロイツベルク オルテガ トロッケン・ベーレン・アウスレーゼ(フリッツ・ヴィンディッシュ)[2005]白・極甘口 375ml

   

貴腐ワイン ドイツのその他の情報

Question:

ワインについて

以前からワインが好きでよく飲んでいるのですが、ただのワイン好きのおっさんの域を出ていません。

せっかくなのでワイン好きのおっさんから、ワインに詳しいおじさん なりたい!
と最近思うようになりました。

そこで、ワインについてお勉強などしてみようかな〜 なんて思っているのですが、何から勉強したらいいのか・・・?

参考になる本や いつもワインを飲む時に 「こんなことに気をつけると、ワインの違いが分かるようになるよ」 などといったアドバイスをいただきたいのですが・・・

現在の私のワインの知識は・・・元フレンチのコックなのですが、あまり・・・AOCが アペラシオンドリジンコントローレ の略だ・・・くらいですか

チーズは大好きです、今住んでいるとこで簡単にしかも安価で手に入るのがブルーなので、ブルーはだいたい家に常備してます・・・白カビも、ウォッシュも納得のいく状態のものが売っていないので買っていませんが、よい状態に熟成させたものなら大好きです。
チーズとワインの組み合わせなどについても、アドバイスいただけるとありがたいです。

Answer:

元フレンチのコックですか!すばらしい経歴をお持ちなんですね!

それならば、ぼくがあれこれ書くより、ソムリエ協会が発行している「日本ソムリエ協会 教本」の最新版
(今は2007年版が出ています。2008年版は5月か6月頃の発行です。約5,000円しますが)をぜひお勧めします。

その教本には、料理やチーズとワインとの食べ合わせも(マリアージュ。ご存知ですよね)詳しく載っています。
料理も、そのソースなども含め。

ご質問者様には、その本に載っているマリアージュを色々試してみられ(もちろん料理はご自分で作られて)、
本に載っている、料理やチーズとワインとの組み合わせが本当に合うかどうか、ぜひ試していただきたいです。
そして、本に載っていない組み合わせもぜひお試しを。

本に載っている組み合わせがご自分には合わなければ、料理の場合なら、香辛料が違うのかとか、調理法が違うのか、
あるいは日本人には合わないのか、とか、色々検証されるといいと思います。

本はあくまで、いわゆる定番です。
定番どおりに行かないこともしばしば。そして、合わないと思っていたものにすばらしく合うものがあることも少なからずあります。

定番は、ソムリエとしては覚えるべき知識ですが(いわば、最低限の知識です)、それが実際にあうかどうか、
あるいは本に載っている以外の組み合わせを知ることは、ソムリエとして上を目指す方にとっての、とても重要なステップです。

ソムリエは、えてして、知識だけで勝負しようとする方も見られますが、本当に優れたソムリエには、シェフ・ソムリエがおおいです。
料理とワインとの組み合わせを、本当に理解するチャンスが多いからだと思います。
たとえば、田崎真也氏(若い時は料理を習いに海外に渡られました)、佐藤陽一氏等。

ご質問者様はフレンチのコックという、すばらしい技術をお持ちです。
ぜひ、ご自分の舌で、本当のマリアージュを色々ご経験なさってください。


 

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