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箱ワイン オーストラリアのその他の情報
ワインの扱いと澱
古いビンテージのワインだとそこに澱がたまりますが、たまにかなり若い(07年とか08年の)ビンテージにも関わらず結構な量の澱が沈殿している物がありますが、やはり同じワインでも扱いが悪かったりすると、若い内から澱の発生したりするものなんでしょうか?それとも偶々そのワインに使われた葡萄が澱が出来やすい品種だっただけなんでしょうか?
たしかに品種にもよりますが、若いうちにオリがでるばあいは、作り方によるところが大きいです。瓶詰めまえの清澄や濾過などの処理の強弱により、若いうちからそこそこオリが出るものもが割合あります。近年、一部の生産者が、なるべくワインに手をかけないように、というコンセプトから、極力、濾過をせずに瓶詰めするため、若いうちからオリを発生します。
プロの間では瓶詰め前の濾過に関しては百家争鳴的な議論がなされており、どういう処理が最もベストかは、結論めいたものは出ていません。しっかりと作ったワインは濾過をしっかりとやっても、しっかりとしたワインですし、しょぼいワインは、濾過をせずに瓶詰めしても、やっぱりしょぼいですから。そういうメーカーに限って、ことさらノンフィルターを宣伝文句にしていたりもします。(笑)
近年醸造や瓶詰め技術の進化により、若いワインでオリが出ている場合、保存環境の影響が原因とは考えにくいです。
exceptional様の書き込みを受けて
古いワインでしっかり熟成していても瓶にオリがない。これはスペインワインの古酒や一部のイタリアワインの古酒によく見られる現象です。なぜかといえば、瓶詰め前に長期の古樽熟成を施すためです。(ものによりますが10年近く樽に入れてある、なんてのもあります)要は樽熟成中に完全にオリを析出させきっているので、瓶詰め後は何十年寝かせてもほとんどオリがでてこないわけです。スペインのリオハのグランレゼルバクラスにはこの手合いが多いですね。
オリはワイン中の成分が重合して溶解できなくなったものが析出しますが、それを直接飲めば、やっぱりザラザラしますよ(笑)
ただオリを取り除いた上澄みは、アルコールと水の分子のクラスター化(これも結局分子が大きくなるのですが、液体としてのため、析出してくるわけではないです)がおきているため舌触りは滑らかになります。
亀の甲より年の功、経験豊富な、というのはホメ言葉と受け取っておきま〜す(笑)