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Question:

ワインに使われる葡萄の品種について

ワインに使われる葡萄の品種についてお聞きしたいのですが。
たまにワインの販売ページを見ているとカベルネソーヴィニヨン10% カベルネフラン10%などと葡萄の
品種の割合が書いてあるのですが、書かれていない時に葡萄の品種や割合を知りたいときにはどうすればいいのでしょうか?

Answer:

全部知るのは相当難しいです。

だいたい販促物に書いてあるブドウ品種の割合は実際に使われている品種の割合ではなく、そのシャトーなり、ワイナリーの畑に植えられているブドウの木の植栽率であることが多いですね。
例えばメルローが80%植えられていても、その年はメルローの出来が悪くて、カベルネ・ソーヴィニョンが出来が良かったらメルローはその年は60%ぐらいしか使われていない場合もあります。

またアメリカ等では75%ルールといってそのブドウ品種が75%を超えて使用されていれば、ラベルにそのブドウ品種の名前を書くことが出来ますので、一般に単一品種だと思って買ってもそのほかのブドウ品種が混ざっていることも多いです。
その割合を本当に知っているのはオーナーや醸造担当者ぐらいです。その当人に毎年毎年ワインのアイテムごとにそれをいちいち聞いて、毎年毎年販促物を印刷しなおしていくには輸入会社にとってコスト面で負担が大きいので、よほど高価な有名なワインでない限りキチンと作り直しているインポーター(輸入会社)はまずないといっていいんじゃないでしょうか?
販売店のほうもインポーターからもらった資料をそのまま丸写しにしていますので、あてにできません。
(自分で生産者めぐりをしているところは除いて)

一番いいのは生産者に直接会って取材している評論家の印刷物を見るのがいいと思うんですが、そうするとやはり有名なワインや生産者しか取り扱っていないので、なかなか全部というわけにはいかないです。
ブドウ品種の記載がないワインは「あ〜色々な品種がブレンドされているんだなァ」と思うしかないですね。


 

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