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ワイン ロマネ コンテイの本物と間違えるぐらいのカリフォルニアワインの10000円ぐらいのものがあるそうですが名前地名をおしえてください。この前石田純一氏が結婚式をしたナパバレイ?または南部の
マンデラストリートあたりはどうでしょうか?
【補足に寄せて】
カリフォルニアシャブリ!懐かしいですね。
なるほど、そういうことだったのですね。
南部は確かに造っていない事はないです。ただ少数派ですね。
有名どころではサンタ・バーバラなどでしょうか。
LA南方にもあるにはありますが産地名は憶えてないです。
「太陽の光が霧を突き抜ける」という意味の地名でした。
マンデラストリートもこの辺りかもしれないですね。
すみません、知らない地名なもので。
サンタバーバラはまだCAの中でも寒冷ですが
LA南方のそこは明らかに違ってた記憶があります。
この辺り、口当たりが良いのは確かですね。しかし
余計に果実味が効き過ぎ、というよりも酸に欠ける、いや
無い と言ったほうが近いかもしれないワインです。
飲み続けていると満腹感に支配されていくかんじです。
なのでコンティとはかけ離れたものです。
総じてカリフォルニアの昔の特徴と言えばアメリカンオークをバリバリに効かせた
むせ返るほどの、辛口なはずのに甘ったるく感じる、といった記憶があります。
ただ、最近はその傾向を打破しようという地元の意思が感じられます。
アメリカンオークの使用は控えられていますし、ミネラル(コンティにも重要)
を活かそうとの努力も感じられます。
昔のカリフォルニアを好む人には受け入れられないかもしれませんね。
そんな中、頑なに昔の味を守っている造り手もいます。
パリスの審判以降、仏、いや世界を強く意識しだしたのは紛れもないことです。
あれから30余年、今あのテロワールのイメージでは考えられないほどの
ポテンシャルを感じます。これからもまだ、より洗練されていくような気がします。
価格面でも頑張ってほしいところですね。
今のレベルでは、同じ金額出せもっとハイレベルな仏産ワインに手が届きます。
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「CALERA JENSEN」カレラ・ジェンセン
地名は、セントラル・コースト地区サン・ベニート群マウント・ハーランです。
http://item.rakuten.co.jp/arbre-wineshop/1000707-b/#1000707-b
話題に絶えないワイナリーですね、このカレラは。
カレラ・ワイナリーがいくつかの区画を持っていますが、中でも「ジェンセン」が
ご質問のそのワインです。
ブルゴーニュに惚れこみ、オーナーのジョシュ・ジェンセンが感涙ものの奮闘を繰り広げてやっとの思いで手に入れたワイナリー、それがカレラ・ワイナリーです。本にもなっているくらいです(笑。
実際にドメーヌ・ドゥ・ラ・ロマネ・コンティ(ロマネ・コンティを造る会社)で、また他はデュジャックなど、ブルゴーニュの生産者の下で修行を積んでいます。それでロマネ・コンティに惚れ込んだようです。
貼付の写真はURL中の説明にある、名前の由来となった石灰焼窯(CALERA)です。
ロマネ・コンティの苗木を持ち帰ったとか?なんとか。日本に初入荷してきた頃にそんな噂を聞きましたが、10数年経ったでしょうか、未だその真偽はわかりません。わたしからするとどうでも良いので聞きそびれているだけかもしれませんが。
味わいに関して
よくご質問の通り、そのように言われていますね。ですが、わたしは両者とも飲んだことはありますが、似ても似つかないとしか思えません。それを同じ味だとか、似ているだとか、そう言っている人は余程テイスティング能力に欠けている人でしょう。
カリフォルニアはカリフォルニアです。どう頑張ってもそりゃ限界はあります。それが現実です。あのアフターにくるロティ(焦げ臭)は拭えないでしょう。確か・・・漫画「ソムリエ」でしたっけ?の中でも見分けがつかないなどというシーンがありましたが、作家の趣味で大ボラ吹かれては困りますね。ただ、最近カレラを再び飲む機会がありました。通常の「Pinot Noir」ですが。10数年前に飲んで以来それまで飲んだことはなかったのですが、明らかに洗練されたことは確かでしょう。
大切なのは、ジェンセン氏が執念でロマネ・コンティに挑んだということ。
それは十二分な事ではありませんか?同じ味も似ている味も無理です。いくらなんでも。
でもその執念がとても美しい事だと思います。
それを要らぬ事メディアが歪曲に騒ぐ必要は寸毫たりとも無いはずです。
>ナパバレイ?または南部の マンデラストリートあたりはどうでしょうか?
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これはちょっとご質問のニュアンスがわからなかったのですが・・・
カレラがこの辺りか?という意味ですか?それとも
この辺りでもロマネ・コンティ同様のワインができるか?という意味ですか?
前者に関しては上記の通りです。後者に関しては、カリフォルニアのワイン産地は中部辺りから北側(シスコ辺り)の辺りですので南部は無いですね。
ナパに関しては・・・カリフォルニアに詳しくないので(元ソムリエのくせに)何とも言えないですが・・・、
ミクロクリマがあることは確かですが、土壌がはっきりとわかりません。