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白ワイン スペインのその他の情報

Question:

ワインに使われる葡萄の品種について

山梨から実家に帰るとき

ワインを持って実家に帰ったのですが

ワインの品種と特徴を教えてください

ちなみに私が知っている品種(特徴はわからない)は

カベルネ・ソーヴィニヨン メルロー シャルドネェ

かぁ?

よく理解していませんので

出来れば教えていただければ

うれしく思います

Answer:

まず醸造用のブドウ品種の種類、3千種類を下らないんです。中には 今現在使われていないものもありますが、研究用に交配して栽培しているものやデータだけになっているものまで含めると5千種類以上あるんです。 ほんとかよ?て感じでしょう?その中でも (赤ワイン用品種として)双璧をなすのが、ピノ・ノワールとカベルネ・ソーヴィニヨンといわれています。 これら醸造用品種の特徴は 実が小さくて皮が厚く、種がおっきくて酸が強い。特に赤ワイン用品種は 皮の色がワインの色に反映されますから重要な要素です。はっきり言って、赤、というより「真っ黒け」です。種には あの渋みのもとになるタンニンがありますから これも大切な部分です。食べても えぐみがあって、酸っぱくて、おいしくないです。糖分は生食用よりも豊富なんですが、実に酸も多く含んでいるし、皮から渋みも強く出ています。 白ワイン用品種も厚い皮をしていますが、色はマスカットみたく綺麗なものばかりではなく(シャルドネは綺麗な黄緑です)グレーやブラウンの粒が混じっているものもあります。
カベルネ・ソーヴィニヨンを例に挙げますね。これ、フランスのボルドーにだけあるわけではなく、チリやアルゼンチン、オーストラリアなど 世界中で栽培されています。ただ、ボルドーにあるものをそのまま移植しても おいしいワインにはならないのです。土壌、温度、日差し、降水量などの その土地の気候風土に合わせて 最良の栽培方式をとっています。(例えば山梨でも、生食用は棚式、ワイン用は垣根式で栽培されてないでしょうか?)
さらに クローンという、(品種交配ではない)環境適性を様々に変化させたブドウを植えることにより、栽培エリアの拡大や より上質のブドウを実らせよう、というものがあります。これは、同一品種でありながら、高温多湿な土地にも合うとか、様々な土壌に耐える、とかが期待されています。
なんだか 漠然とした拙い説明になってしまいました。まだまだ私も 知ったかぶりしています(汗)


 

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