メインコンテンツ

貴腐ワイン ドイツのその他の情報

Question:

ワインについて教えてください。

ワインの瓶で怒り肩のものは、フランスのボルドー地方の葡萄だと言うことだと思うのですが、フランス以外の国のワインで怒り肩の瓶は、 どういうことですか?
葡萄がボルドー地方で取れたものなのでしょうか?
その他、撫で肩の瓶なども同じことでしょうか?

Answer:

理由を考えると判りやすいと思います。

いかり肩=オリが出る可能性が高く、そのオリをグラスに注がないように現在の形になった。
商業的に流通したのがフランス・ボルドー地方が古かったので、この形をボルドー型と呼ぶ。
その後、産地は世界中に広がったが、質・量ともにボルドーがお手本になっているので、ボトルも同じボトルを使っている。

主にカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン、マルベック使った(単一もブレンドも)ワインに多く使われます。

なで肩=同じくフランスのブルゴーニュ地方産のワイン(赤・白ともに)使われる。
あまりオリが多くなく、古酒で飲むケースが多いボルドーと比較して早飲みの為、オリがほとんど無いのでこの形で問題無い。
葡萄品種はピノ・ノワール(赤)シャルドネ(白)など共通。

この地で一番有名なロマネ・コンティがこの形なので、ピノ・ノワールにはなで肩が定着しています。

ただし
最近ではピノ・ノワールを使っても、葡萄のもつ味わいやコクを残そうとしてフィルターを一切使わずに生産者が増えています。
これらのワインは熟成一年目位からオリが出始め、飲み頃の数年後にはたっぷりとオリが出ているケースもあります。
また同じ目的でローヌ地方の赤ワイン(シラー、グレナッシュなど)もなで型ですがオリが多い場合が多いです。

使う生産者が増えればコスト的にも安くなるため、現在ではこの二種類が世界中で使われています。
しかしイタリア、ドイツなどではデザイン優先でボトルを使っている場合もあります。


 

関連商品

リンク集