箱ワイン オーストラリアのお知らせ

＜補足＞への回答
なるほどですね。そういう意味だったのですね。
同業でしたか。といってもわたしの場合「元」なのですが。

「こうした方が良いと思う」ということで
ある程度のスタイルが確率されているのは確かですが
サーヴに、特に厳密な決まりがあるわけではありません。
ソムリエの実技試験でも
特に正解があるわけではなく、また、
どういう採点がされているのかもまったくわかりません。
因みに、教本には一通りの流れが書かれてあったような記憶があります。
ですが、やはりそれも厳密に決められているというわけではありません。
重要なのはお客さんにとってどうするのが良いのか？ということですよね。

それで、
ご質問者様のレストランにおいて
どのようにしたらいいか少し考えてみました。

先ず、この文面から、カジュアルなレストランなのだろうと推測します。
その上で、飽く迄も私見ですが、いくつか提案させていただきます。

一つは
カジュアルな雰囲気を活かして、サーヴはしなくても良いのではないかとも思います。
1杯目くらいは注いであげてもいいかもしれませんが。
（もし、サーヴを最後までするのであれば、抜栓も表でお客さんの前でしたほうが
サービスという根本的なところで考えて良いような気もしました。
その間にコミュニケーションがとれますよね）

次に、抜栓は、裏（キッチン？）でも表でも
どちらでもオペレーションの都合で良いとおもいます。

そして問題のコルクの件ですが
外したまま持っていっても良いとも思いますし
コルクをして持っていってもどちらでも良いとおもいます。
それでお聞きになっているコルクをする場合ですが
最初の回答でも申し上げてますが
やはり元の向きのままが理想ではあります。
まして、お客さんに対してだと尚更だと思います。
理由は以下二つです。
一つは、飲食店である以上、いくらカジュアルであろうとも
衛生的なところはシビアに考えないといけないところだと思うこと。
もう一つは、(そこまで見てるお客さんいないかもだけど)
開けられたワインを本当に開けたんだ というギャランティ的な意味合いで。
逆さだと、完全に開けられたということですので
完全に開けられた後に、何が起きててもおかしくないと
疑われても仕方ありません。
例えば、中身が違う安ワインだとか、飲み残しのワインを掻き集めたとか・・・
このようなことから 元の向きのままが良いのでは？と思います。
1ｃｍ残しくらいで途中まで抜けばまた挿す必要もないですし
お客さんの前でそのコルクを外す時も容易に外せます。

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飲んでいる途中でコルクで軽くふたをして置く

ということは、これはご自宅での食事中のことと解釈して回答いたします。


わたしは食事中には栓はしません。
単純に面倒だからです。
これが先ずの回答です。

次に、「向き」のことを聞かれていますのでこれに関してお答えすると
�Aの方が挿しやすいと思います。これは瓶の内側の形状が下側が拡がっているためです。
なので、栓がされてあった通りの向きで挿そうと思ってもなかなか入らず
入ったとしてもクズが混入する可能性大です。
ただ、逆側（つまりワインに浸かっていない方）はカビがはえたりしている場合があるので
栓がされてあった通りの向きの方が理想ではあります。

因みに、ご質問者様はどのような理由で食事中に栓をされてあるのでしょうか？


最後に、専門的な観点から回答させていただきます。
元ソムリエです。
レストランなど社交の場では、一般的には抜栓したコルクはボトルには挿しません。
わたしなどがよくやっていたのは
不良でないことの証として、抜栓したコルクを小皿にとり卓上に置いてました。
と言っても意味がわかっていらっしゃるお客さんはそうは多くありませんでしたが。
因みに、
それなりの興味を持ったワインをその性質上、いろんな観点から試飲をしてきました。
あるときは、数日間にわたり試飲をしますが
このような時は栓をして保管しますが
されていたコルク栓をそのまま使う時もあれば別の専用器具を使う時もありました。
問題のコルクを使う場合ですが、
飲む前の抜栓の時点から予め栓を途中まで抜いてそのまま放置してクセ付けをしてました。
瓶口がすぼまっているのでコルクの下側が瓶口にくるくらいまで抜きます。
こうしてクセがつけば元の向きのままコルクを挿せます。
これは、仕事として研究のためにわざわざこんなことをするのであり
もちろんプライベートではこんな面倒なことはしません。


結論としてはどちらが正しいというのはありません。
元の向きが理想だというだけです。